第１４３回例会（２０１１年１０月）

オペラシアターこんにゃく座

夏の夜の夢

　時は大正。激動の明治を経て、大衆文化の花咲き誇る世を人々が謳歌した時代。
　軽井沢にある大久保公爵の別荘でのこと。今日は、大久保公爵と川上弥生嬢が道ならぬ恋を成就させ、めでたい結婚式の日。大勢の紳士淑女がお祝いに参じている中、大手銀行の頭取　桂木孝之は、娘千尋の恋愛騒ぎに頭を痛めている。千尋は、孝之が決めた婚約者ではなく、浩三という若者と恋に落ち結婚すると言い張っているのだ。ついに、千尋は、浩三と駆け落ち、二人を追う三郎、そしてかねてから三郎に恋心をいだいていた千尋の従姉妹の五月も三郎を追いかける！
　いつしか４人は、三笠の森へ迷い込み、ちょうどそこでは夏至の祭りを祝うため、コダマと呼ばれる精霊たちが集っていたが、運悪くコダマの王様と女王様は夫婦げんかの真っ最中。４人の若者、たまたま森で芝居のけいこをしていた職人達までもが、とんだとばっちり。
　大騒動に巻き込まれて・・・・・
　
　原作　：　セエクスピア
　脚本　：　山元　清多
　翻訳（作曲）　：　萩　京子
　演出　：　山元　清多．立山　ひろみ　　
　出演　：　大石　哲史．川鍋　節雄．梅村　博美．岡原　真弓．相原　智枝．　他


感想文集より
○　素晴らしかった。ひとりひとりの歌やおどり、おもしろく笑わせる。カッパ役の男性、特にすばらしかった。動きや歌など感動してしまった。
　深谷は運営サークルのまとまりでクリアできて本当によっかた。　　　　コスモ

○　大人のパロデｲ。ばかにｓつつも笑いっぱなし。衣装も学芸会で親が作ったようなものに見え、それも笑えました。こんなお芝居もあるんですね。ひさしぶりに食事を盛り上がりそう。　　　　　　　さつきA

○　すばらしい生演奏と共に演技も歌も楽しみました。特にガタロとコダマの４人組の女の子達の歌や妖精の感じがうまくて、面白かったです。難しく編曲された歌も楽しかった。　　　　　　あっこちゃん

○　出演者のどの費地も声が良く、声量豊かで大変楽しい舞台でした。懐かしい曲の数々、演出の見事さ、カーテンコールで紹介された演出家が若い女性でびっくり。又、こんにゃく座が来るといいなと思わせる作品でした。　　　ゆきわり草


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